最小効率で商談成果を最大化。 AUTOBOOSTで切り拓く、新たなセールスチャネルとパートナー支援の形
アウトバウンド

ビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社
中小・中堅企業のITソリューションやDX支援、経営支援などを通じて企業価値の向上を支援するビービーコミュニケーションズ株式会社。
同社は近年、日本政府が推進する地方創生をデジタルの力で促進する「F-Japan構想」に注力し、地域経済の活性化を目指しています。
同社ではパートナー企業のエンドユーザー開拓を支援する中で、従来のアプローチ手法に課題を抱えていました。その解決策としてセールスインテリジェンスプラットフォーム「AUTOBOOST」を導入。わずか1カ月でパートナーの紹介に成功するなど、具体的な成果を創出し、パートナー支援の新たな可能性を切り拓いています。
今回は、同社の管理本部事業管理部でAUTOBOOSTの運用を担当されている齋藤様に、導入の背景や成果、そして今後の展望について詳しくお話を伺いました。
「企業ドクター」で地方創生を。「伴走支援」にこだわる理由

──まず、御社の事業概要についてお聞かせください。
齋藤:当社は、中小中堅企業様向けにITソリューションやDX支援、経営支援といった各種コンサルティングサービスを提供し、企業価値の向上を支援しています。
近年は特に「F-Japan構想」に注力しており、日本政府が推進する地方創生をデジタルの力で促進し、持続可能な成長を実現することを目指しています。
そのために、産官学金が連携した伴走支援を行っており、その伴走支援を実現できる「企業ドクター」の育成にも力を入れています。DXの地産地消を推進することで、地域経済の活性化につなげていくことが私たちの使命です。
──その中で、齋藤様はどのような役割を担われている のでしょうか。
齋藤:私は広報・WEBマーケティング部に所属しており、デジタルを活用した集客や販促を推進するため、SNSやAIツールを駆使して社内外に情報を発信しております。
その中で、今回のAUTOBOOSTのような新しいAIツールを検討・導入し、その運用を担うのも私の役割です。
──御社の事業における強みと差別化のポイントについても聞かせてください。
齋藤:私たちの強みは、単なる業務代行に留まらない「伴走支援」にあると考えています。特にパートナー様との連携においては、彼らが本来の業務に集中できるよう、バックオフィス業務を手厚くサポートする体制を整えています。
例えば、パートナー様が抱えるエンドユーザーの顧客管理や営業実績の管理など、リソースが不足しがちな部分を私たちが巻き取ることで、パートナー様は営業活動や顧客対応に専念できます。今回AUTOBOOSTを導入したのも、従来のサポートに加えて、新規開拓という最も重要かつ大変な領域で、新たな価値を提供したいという想いからです。単にツールを提供するだけでなく、自社で活用して成果を出し、そのノウハウをもってパートナー様を支援するところまで見据えている点が、他社との大きな差別化になっていると考えています。
テレアポだけでは限界だった。直面していた、アポイント獲得の壁

──AUTOBOOST導入前は、営業活動においてどのような課題を感じていましたか?
齋藤:これまでは、インサイドセールスにおけるお客様との接点作りが、テレアポ中心に限られていた点に大きな課題を感じていました。テレアポはどうしても人的リソースに依存しますし、アプローチできる数にも限界があります。一回一回の電話で成果を出すことに集中するあまり、結果としてアプローチ先が枯渇してしまうといった課題も認識していました。
特に、パートナー様のエンドユーザー開拓を支援する上では、より効率的で、かつ今までとは違う層のお客様と接点を持てる新しい手法が必要だと感じており、アポイント獲得の効率化が急務でした。
──AUTOBOOSTを知ったきっかけは何だったのでしょうか?
齋藤:AUTOBOOSTを知ったのはオンライン展示会がきっかけです。そこで初めてAUTOBOOSTの存在を知り、担当者の方からお話を伺いました。非常に丁寧にご説明いただき、こちらの状況を細かくヒアリングしてくださったのが印象的でしたね。そのおかげで、社内での検討もスムーズに進み、導入へと至りました。
──導入前、どのような点に特に期待されていましたか?
齋藤:一番は、これまで接点を持つことが難しかった企業様との新しい出会いです。特に、SNSを活用している企業様は、従来のテレアポや訪問営業ではアプローチしづらい層だと感じていました。AUTOBOOSTを通じて、そうした新しいターゲットとつながりを持てるのではないかと、大きな期待を寄せていました。もちろん、アポイント獲得までのプロセスを効率化したいという点も、強く期待していた部分です。
導入1ヶ月で返信率20%超! 3件のパートナー紹介を実現

──実際にAUTOBOOSTを導入されてみて、どのような成果がありましたか?
齋藤:本格的に運用を開始して、わずか1カ月ほどで具体的な成果が出ていました。
まず、開催したセミナーの集客で1件のお申し込みをいただくことができました。さらに大きな成果が出ているのが、パートナー様のエンドユーザー開拓支援です。
これまでに5件の面談が実現し、そのうち3件は実際にパートナー様にご紹介できる有望なマッチングとなりました。約1カ月という短期間でこれだけの結果が出たのは驚きです。
返信率は20%を超えており、従来のテレアポなどと比較しても、非常に高い効率性を実感しています。
──成果につながった工夫や活用のコツがあれば教えてください。
齋藤:大切にしているのは、いただいたメッセージに対して、テンプレートで返すのではなく、一件一件その企業様のことを調べて、相手に合わせたメッセージを作成することです。AIなどを活用する提案も社内でありましたが、私たちはあくまで「人」とのつながりを重視したいと考えています。
私は直接営業をする部署ではありませんが、私からの連絡一つが、パートナー様の大きな成果につながる可能性を秘めています。そのことを常に意識し、丁寧な対応を心がけていることが、結果として高い返信率や面談獲得につながっているのかもしれません。
──他のサービスと比較してみて、AUTOBOOSTならではの特徴はどこにあると思いますか?
齋藤:対象となる企業をリストで詳細に絞り込める点が、まず大きな特徴だと感じています。特に、地域を細かく設定できるので、「このエリアの企業にアプローチしたい」という私たちのニーズにぴったりでした。
加えて、AUTOBOOST独自のロジックである「つながりやすさ」で絞り込みができる点は、他のツールにはないユニークな機能だと思います。これにより、闇雲にアプローチするのではなく、反応を得やすいターゲットに集中できるため、効率が格段に上がります。
また、操作が非常に簡単で、予約送信などを活用すれば、1日の作業時間は1時間もかかりません。非常に少ない工数で、これだけの成果を出せるのは大きな魅力です。
自社の成功を、次はパー トナーの成功へ。次なる挑戦は「パートナーへの横展開」

──AUTOBOOSTの活用について、どのような展望をお持ちですか?
齋藤:現在は自社での活用がメインですが、今後はこの成功モデルをパートナー店様にも展開していきたいと考えています。新規開拓手法の一つとして、パートナー様にAUTOBOOSTを使っていただけるように、まずは私たちが社内で完全にノウハウを確立するつもりです。
最終的には、私が「先生」のような立場で、パートナー様に「こうやって使うんですよ」とレクチャーできるようになるのが目標です。自社で成果を実証した上で提案することで、説得力も増すと考えています。
──今後の貴社のビジョンについてもお聞かせください。
齋藤:会社としての大きなビジョンは、冒頭で申し上げた「企業ドクター」を増やしていくことです。地域企業の経営に深く入り込み、伴走支援できる人材を日本全国に配置することで、地域経済を活性化させていく。そのための活動規模の拡大と、実績の向上が、フォーバルグループ全体としての目標です。
AUTOBOOSTの活用は、パートナー様が現地の新しいお客様と出会うきっかけとなり、結果として企業ドクターが活躍する場を広げることにもつながります。このツールを通じて、私たちのビジョン実現を加速させていきたいです。
──ありがとうございます!最後に、AUTOBOOSTに期待することをお聞かせください。
齋藤:今後、ビジネスにおいてSNSが活用される領域は、営業や採用だけでなく、さらに多くの分野に広がっていくと思います。
その中で、SNSでのアプローチといえば「AUTOBOOSTだよね」と、誰もが第一に想起するような存在へと進化していくことを期待しています。私たちもその進化に乗り遅れないよう、積極的に活用し、新たな成功事例を作っていきたいです。

